〜の間を表現したい — in, during, while, etc

「〜の間」と表現したいときにはduringとかinなどの前置詞が思い浮かびます。これらの使い方はどう違うのでしょうか?

in

inは比較的長い時間の前置詞でよく用いられます。たとえば、in springのような表現です。inを使って、「〜の間」を表現している例はあまり多くないですが、それでも特定の時間の中で何かが起こっているという表現で使うことができます。

We'll be in London in January.
1月、私たちはロンドンにいます。

for

forは「特定の時間の間」を表現し、forのあとには時間がきます。

She was in Fukuoka for five days.
彼女は福岡に5日間滞在しました。

during

duringは「〜の間」という意味でしか使われない前置詞です。

The shop was being closed during the state of emergency.
非常事態宣言の間、店は閉店していた。

指定された期間すべてにわたって何かが行われた、などと表現したい場合にはduring all ofなどといいます。

The shop was being closed during all of April.
その店は4月中ずっと閉店していた。

また、duringは特に何かしらのイベントや活動の最中、という表現でも使われます。この場合、inとは置き換えできません。

She gained 10 kilograms during her pregnancy. (🚫… in her pregnancy)
彼女は妊娠中に10キログラム増えました。

一方、duringの示す期間が単に時間的な期間の場合、duringではなく、forを使うべきです。

She was in Fukuoka for five days. (🚫… during five days)
彼女は福岡に5日間滞在しました。

five daysが単なる「5日間」ではなく、特定の「5日間」ならduringが適しています。

She was in Fukuoka during the five days.
その5日間、彼女は福岡に滞在しました。

amid

amidは「〜の間に囲まれて」とか「〜のまっただ中で」という意味の前置詞です。会話ではあまり使われませんが、ニュース記事でよく見かけます。

ABC Inc. is revamping its distribution system amid criticism over the slow and inefficient rollout of products.
ABC社は、製品の展開が遅く非効率的であるという批判の中で、流通システムを刷新しています。

ちなみに、amidstという単語もありますが意味は同じです。amidのほうがamidstよりも出現頻度は高いです。

同じ前置詞であるduringとどう違うのかと言うと、duringが期間を感じさせるのに対して、amidは囲われているイメージがあります。そのため、amidは物理的に囲われている状況にも使うことができます。

while

whileには「〜である一方」「〜ではあるが」のような意味を持つ接続詞で、「〜の間」という意味でも使えます。

Nothing happened while she was away.
彼女が留守の間、何も起こらなかった。

接続詞は節を導入するために使われ、従位接続詞の場合基本的には単語の省略は起こりません。しかし、whileのような時間に関連する接続詞は直後に-ingを置くことができます。

It's important to help maintain good physical health while working from home.
在宅勤務中は、健康を維持することが重要です。

whileduringは意味的にはほとんど同じですが、文法的に異なるカテゴリーの単語です。そのため、それぞれに置き換え可能ではありませんので注意が必要です。